本番一週間前(2017/7/14)vol50
投稿者: HCメンバー
ハイドンコレギウムの本番に向けての練習もあと2回を残すのみとなり、いよいよ終盤となりました。
今回は、ハイドンの他に、ベートーヴェンやモーツアルトにも挑戦したので、個人的にも思い入れがあり、
あと1週間でこれらの曲とお別れと思うと名残惜しく寂しい気分です。
そんなセンチメンタルな気分を一掃するようなコンサートに昨夜出かけて参りました。今回、ハイドンコレギウムのゲストコンミスである塗矢真弥さんがメンバーであるアンサンブル☆ステラの弦楽カルテットのコンサートを聴かせて頂きました。
今回は、メンバーそれぞれが、普段使用していらっしゃる楽器ではなくイタリアで作られた比較的新しい楽器を使用して演奏されるという初めての試みで、前半は、デュオの小曲を、後半は、カルテットを2曲演奏されました。
ハイドンコレギウムの一員である私としては、やはり最後に演奏されたハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」にくぎ付けになりました。
めりはりの利いた緩急ある音作りや弓使い、バランス、間の取り方など、普段私たちが追い求め、今後も求めていかなければいけないものを示して下さったかのようでした。
休憩時間にサービスして頂いたワインも大変美味しく、後半は気持ち良くなって寝てしまうのでは?と心配しましたが、きらびやかなイタリアの楽器の音色に終始覚醒しており、私のセンチメンタルジャーニーはひととき、イタリアに飛んでいました。
塗矢先生のご成功にあやかって、私たちも来週良い本番が迎えられますことを願っております。(TNMT)
私の好きな作曲家BEST3 その8 (2016/10/26)vol30
投稿者: HCメンバー
いくらハイドンオケとはいえ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンにこれほど人気が集中するとは・・・。
かくいう私もハイドン、モーツアルト、ですが三番目はブラームスかメンデルスゾーンかなあ。ブラームスはビオラ弾きにとっては厚い音の響きの中に包まれている感じがとても心地よくて好き。特にシンフォニーの1番の4楽章の、朝が来て光が差し込んでくるようなホルンの旋律から弦楽器の主題につながっていくところは聴いても弾いても涙が出そうになります。ドイツレクイエムはいつかやりたい曲の一つだったけれど、すでに成し遂げました。メンデルスゾーンは、大学で初めて弾いた曲がビオラが2部に分かれる哀愁を帯びた「スコットランド」だったせいかこれまた思い入れがあります。オクテットやピアノトリオも好き。ハイドンやモーツアルトも大学で入ったオケが古典をやるオケだったのでいつのまにか“3つ子の魂百まで”になったのかもしれません。
ハイドンが好きなのは何回聴いても飽きないところ、かな。覚えられるほど印象的なメロディーが少ないということなのかもしれません(笑)。それなのにこの心地よさ。本当に不思議です。
ハイドンを弾けるオケを探しに探してようやくたどりついたこのオケ。初期の曲も楽しいけれど、中期の曲、後期の曲も早くやりたいな~と思うこのごろです。(や)
HCP(ハイドンコレギウムプレイヤーズ)では団員(バイオリン若干名)を募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
第12回定期演奏会(28.11.20)にご招待!
投稿者: HCメンバー
ハイドンコレギウムのホームページを見てくださっている皆様に上記定期演奏会のご招待をさせていただきます。ご希望される方は以下からご連絡をお願いします。(先着20名様)
お申し込みはこちらまで。
件名に 「招待希望(HCPホームページ)」と記載してください。
お申し込みを心よりお待ちしています♪
8月24日(水)から・・・
投稿者: HCメンバー
東日本大震災6周年追悼演奏会の練習が8月24日(水)から始まります。
今年の3月6日(日)5周年追悼演奏会が終了して5か月が経ちました。参加されたみなさまはいかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
6周年追悼演奏会の曲目は、Haydn作曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」です。
参加されるみなさまと、8月24日(水)新宿文化センター(第2会議室)18時30分にてお会いしましょう。
音楽、フルート、ハイドンコレギウム。3つの出会いのお話(2016/5/5)vol7
投稿者: HCメンバー
さて、今回は、超大作です!雑記屋さんといえば私が入団した頃は演奏会で影アナをしてくださる方という以外は謎に包まれていましたが、こうやってHCPに取り込まれてしまったんですね~。
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「ことりがね、おまどでね……」
音楽との出会いのうたです。虚弱で、幼稚園にさえまともに通えなかった私の手を引いて、祖母が連れて行ってくれたYAMAHAの音楽教室。あまりにマイペースな生徒で、しょっちゅう先生をあんぐりさせて、祖母にひどく叱られていたのを覚えています。決められたカリキュラムがつまらなくて、アニメの主題歌とか、歌番組で聞いた歌謡曲とか演歌とか、勝手に伴奏をアレンジして弾きまくっていました。ピアノは遊び道具で、聞いたことのある曲なら楽譜がなくても弾けてしまっていたあのころ。大人になったいまでは、もう、そんな芸当はできません。ただ、いまも音と連動して頭の中で色が浮かぶのは、きっとYAMAHA音楽教室のせいですね。
はじめてフルートを手にしたのは、中学のときなのですが、詳しいことは忘れてしまいました。入学時、身長145センチ、体重35キログラムくらいしかなかった私に、吹奏楽部で与えられた楽器がフルートだったのだと思います。でも1年で体をこわして部活どころではなくなり、高校まではおとなしくピアノと声楽をやっていました。大学に入ったとき、中途半端になってしまったフルートを再開しようとレッスンに通い始め、大学のオーケストラに入団してしまいました。学業そっちのけで、くる日もくる日もオケ。人生の大事な時期に、ひょい、と快楽の方角へ舵を取ってしまったわけです。研究室の先生も留年を本気で心配し、私がゼミを休むと「誰かオケに行って、引っ張ってこい」と同級生に言ったくらい。今は亡き恩師、可愛がってくださっていたのに、ほんとうにごめんなさい。
卒業したあとは一人前に仕事ができるようになるまではフルートどころではなく、出産、子育てもあって二度目のブランク。そして次女を出産直後に敬愛する現在の師匠と出会いました。以来20年あまり。こんなデキの悪い弟子を、放り出すこともせずに指南し続けてくださる師匠に感謝、感謝の日々です。私の楽器は師匠が自分と同じモデルで注文してくれたロンドン生まれのフルートです。つややかで美しい音色が出るはずでした。ところがっ! これがじゃじゃ馬でっ! なかなか言うことを聞いてくれない。あ、いや、すみません。ほんとうは私の技術が追いついていないだけです。それでも、まれに、すごくまれにね、「おやおや」ってにんまりするような音色が出てくれたりする。罪作りな楽器です。
ちなみに、キラッキラしているので、すご〜く高価にみえますが、なんのなんの、弦楽器の方にしてみたら、弓1本にも満たない金額ですよ、きっと。
ハイドンコレギウムの演奏会は、創立して間もないころから聴いていました。右近先生に、ほかのオーケストラでお世話になっていて「楽しいから、ぜひ聴きに来てよ」と言われて。それがまもなく「ね、受付、手伝ってよ」になり、「今度はフルートの出番があるよ」となり……。数年前に、お仲間に入れていただいたときは、うれしかったけど不安もいっぱいでした。レッスンではフレンチスクールの先生の指導を受けているので、18世紀の奏法との違いに右往左往。しかもいきなりの「ドSolo」という局面に脳みそがショートして、ぼ〜としてしまったりすることも。人生は修行だが、音は楽しまなければ音楽にならん。今回のバッハも、その狭間で悶々と悩む日々です。
ハイドンコレギウムは、成熟した大人のオケです。みなさん博学で、ダンディな男性とエレガントな女性ばかり。指揮者の右近先生の頭の中からは、あっと驚くアイディアが、ひょい、ひょい、と出てきます。もしかしたら、本番をいちばん楽しんでいるのは右近先生なんじゃないだろうか……と勘違いしそうになることもしばしばです。サービス精神に溢れた右近先生のアグレッシヴな棒と、そこから紡ぎだされるやわらかい音色の妙味を、ぜひたくさんの方に味わっていただきたいです!(雑記屋)
HCP(ハイドンコレギウムプレイヤーズ)では団員を募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
あきの夜長の小演奏会
投稿者: admin
- 日時
- 2013年11月29日(金) 18時45分開場 19時15分開演
- 会場
- 五反田文化センター
曲目
- ハイドン コレギウム プレイヤーズ&シンガーズ
- モーツァルト作曲 ディベルティメント ニ長調 KV136(125a)
- ベートーベン作曲 悲歌 ホ短調 作品118
- ライヒャ作曲 木管五重奏 変ホ長調 作品88-2
- Chrysanthemum Breeze(アカペラ)
- フィンジ作曲 3つの短い哀歌 作品5
- スペシャルゲスト:榎並優(ピアノ独奏)
- ベートーベン作曲 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」
- ベートーベン作曲 ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57「情熱」
全席自由:500円