我が家の面白楽器その6~Tokai Spinet(チェンバロ)~(2017/2/26)vol41

投稿者: HCメンバー

昨年12月17日のブログで“TBさん”から紹介があった「イングリッシュ・ベントサイド・スピネット」と同じ仲間で、日本のTOKAI社製のスピネット(4オクターブ半、54鍵盤)を紹介します。

我が家には、弦楽四重奏が出来る4本の弦楽器の他に、ピアノ・フルートとこのスピネットがあります。15年前、オランダ駐在時代に音楽で知り合った友(Y氏、Vn/Vaを弾く方、HCPにも参加されました)から譲り受け、駐在時代は家内が調律しながら弾いていましたが、帰国後は一度完全にTOKAIで調律・調整してもらい(譲渡金よりも高かった!)ましたが、その後殆ど弾かないまま今日(こんにち)を迎えています。

家内が、10年前にチェロを始めたことがスピネットと疎遠になった原因ですが、調律が結構面倒だったことも一因かと思います。私は、スピネットの音質はチェンバロとほぼ同じなので好きなのですが、生来鍵盤楽器が性に合わず、遂に教本を見ることもなく来ました。又3年前にヴィオラを始めたので、普段はヴァイオリンを先に練習し、その後ヴィオラを弾き、スピネットは物置と化してしまいました。家内もチェロの練習がメインで時々フルートを吹くというのが通常の練習パターンになりました。二人の最近の挑戦事項は、生まれて初めて(私も)ハイドンのピアノ3重奏曲(ピアノは家内の親友)とカンビーニのフルートとヴィオラの為の2重奏曲です。私は、ト音記号とハ音記号にまだ戸惑いを感じていますが、家内の方は、ト音記号もヘ音記号そしてハ音記号も難なく読めているのは癪の種です。

ところで、このスピネットですが、鍵盤が2か所“要修理(上がりにくい、音が出にくい)”ですが、写真の様に、「立派な中古品」で、まだまだ弾ける楽器です。

チェンバロ1    チェンバロ2

ご希望の方に、差し上げます。(すでに売却済み)

条件は、我が家(世田谷区小田急線経堂駅近辺)まで取りに来て頂くと言う事だけです。

ヴァンタイプの乗用車で運送可能です。(足が外せます)

チューナー・調整ハンドル・替え弦付きです。(椅子はありません)

(HM)

練習日の楽しみ(2017/2/15)vol40

投稿者: HCメンバー

daidougei_diabolo_man土曜日、家でゴロゴロしていては健康にもよくない。ハイドンコレギウムに入団してから、ほぼ毎週土曜日、普段と同じ時間に起き練習会場に向かう。楽しい練習で日ごろの疲れを癒し、目標に向け徐々に曲の完成に仕上げていく喜びを味わうことができる。

練習後、会場近辺を散策しながら景色を見るのが楽しみのひとつである。特に好きな場所は東京文化会館隣接の上野公園。芸人によるパフォーマンス、絵画展など思わぬ楽しみに出会うことはたびたびある。musician_contrabass_man

 

さて、与えられたテーマのひとつ、やってみたい楽器というのがある。実はコントラバスを練習してみたいと思ったことがある。自分はバイオリンを弾いているが、その高音に対してコントラバスの低音で重厚な音色に魅力を感じている。しかし、複数の楽器をやるのが大変なことなのであきらめるしかない。(H.E)

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最高の楽器(2017/2/2)vol39

投稿者: HCメンバー

ハイドンコレギウムでの活動の大きな魅力の一つがミサ曲など、シンガーズの方々mahura-hiyokoとの共演です。

指導者はプレイヤーズもシンガーズも右近先生ですので合唱合わせは早くからお願いできますし、

お互いの交流もできるというとても恵まれた環境にあります。

合唱合わせの日、顔なじみのシンガーズの方々が先生のご指導でストレッチや発声練習を始める時が私は大好きです。
heart_fusenそのウォーミングアップの時からすでにシンガーズの方々の歌への情熱や先生への深い信頼が伝わってきます。

そして柔らかな歌声に包まれながら演奏する合唱合わせの日は私にとって至福のひとときです。

私たちプレイヤーズはシンガーズの繊細な息遣いに合わせなくてはと耳をすませます。
しみじみ、最高の楽器は人の声なんだな、とか、あの声のような音がだせたらいいな、などと考えながら演奏しています。

月の追悼演奏会に向けていよいよ今月、合唱合わせが始まります。

ハイドンの十字架上のキリストの7つの言葉、弾けば弾くほど味わい深いこの曲、特に最終章のスリルに満ちた”地震”をシンガーズの方々と共演する日を今から楽しみにしています。(k.k.)

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我が家の面白楽器その5~レバーハープ~(2017/1/29)vol38

投稿者: HCメンバー

redharp

さて、今回は我が家のハープたちをご紹介します。

こちらの赤いハープは椅子の上などにのせて弾くタイプの小型のレバーハープ(23弦)。

リュック型のケースで背負って持ち運びができないこともないですが、ビオラに比べると相当重いです。

小さいながらイタリアのサルヴィ社製で何ともいえない癒される音色がします。

写真だと見にくいですが、Cが赤い弦。Fが黒い弦。その他は白い弦になっており弾く際の目安になります。

「千と千尋の神隠し」の主題歌「”いつも何度でも”を弾けるようになる5回コース」に通ううちに、ほぼ衝動的に買ってしまったハープです。なんといってもこの赤い色と音色がとてもかわいらしく気に入っています。(今はほぼインテリアですが。。。)

さらに、23弦ではやはり曲を弾くにはものたりなくなり、さらに衝動的に買ってしまったharp2こちらの日本製ハープ(34弦)。しばらくは最初のハープを買った楽器屋さんにレッスンにも通っていました。

曲はピアノだったら小学校低学年くらいが弾きそうな簡単な曲ばかりでしたが、ハープで弾くとその音色だけで十分かわいらしく癒されました。

まじめに練習していたころは指先が痛くなりテーピングや指カバーなどをしながら練習していたことも。。

さて、レバーハープの仕組みをもう少し。

レバーハープはすべてのレバーを下げた状態で変ホ長調に調弦します(ミとラとシがフラット)。そして曲の調性に合わせてレバーを上げます。曲の途中でシャープやフラットがつくときは右手で弾いているときに左手で操作するのですが、どこでレバーを操作するか、またどこで戻すかなど考えなければならず、結構忙しいときもあります。

調弦は、最初の1オクターブをチューナーで合わせてあとは同じ音のオクターブで合わせていきます。

また、弦が切れてしまった時は自分で張り直すのですが、弦が抜けないように結び目をつくるのが難しく、弦が切れると一気にテンションがさがっていました。また、高い音の方は短くてすむので一つの弦を切って使ったりするのですが、けちけちして3つに切ったら長さが足りなくなり、涙したことも。。。

楽器を複数やるのは無理だな~と思い結局止めてしまいましたが、せっかく家にあるのだからたまには弾いてあげなくてはと思います。

さて、最後に我が家の面白楽器をもう一つ。

ペコちゃんのハンドベルです。(高さは5cmくらい)

昔、チョコレート菓子のおまけについていて、集めるうちに、職場の人も協力してくれるようになり、無事全部そろいました。楽器としての精度はありませんが(笑)、玄関においてあるので時々、思い出しては音階を確認して満足しています。(や)

pekochan

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我が家の面白楽器その4~サイレントヴァイオリン~(2017/1/21)vol37

投稿者: HCメンバー

YAMAHA HPより(silent violin sv-120)今回のテーマは「楽器について」ということなので、現在、私が家での練習用として使用しているヤマハのサイレントバイオリンについて書いてみようと思います。

今から10年ほど前、私は夫の仕事の都合で静岡県の浜松市に住んでいました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、浜松市はヤマハ発祥の地であり、当地を代表する企業の一つでもあります。中心街にはヤマハの立派な店舗があって、当時、市民オケに所属していた私は、ちょくちょく訪れては楽器を見たり、楽譜を見たり、また、上階の小ホールで開かれるコンサートを聴きに行ったりしていました。

当時の住まいが(今もそうですが)集合住宅ということもあって、大きな音を出して練習するのは難しい環境でしたので、思い切って、家での練習用としてサイレントバイオリンを購入することにしました。

サイレントバイオリンを出力端子につないでイヤフォンで聴くと、驚くほど大きな音が聞こえますが、私は普段は何もつながない状態で、普通バイオリンと同じようにして弾いています。ヤマハの説明書によると、音量は普通バイオリンの10分の1程度に抑えてあるとのこと。

弦はサイレント専用のものを使っていますが、弓については、サイレント専用もあるようですが、普通の弓で対応できるとのことなので普通の弓を使っています。4つの弦すべてにアジャスターがついているのも特徴の一つです。

さて、サイレントの使い方ですが、私は新しい曲の練習を始める際、フィンガリング(指musician_gimbals使い)をあれこれ試している時、「どういう指使いが一番音程が確実に取れて、しかも弾きやすいか」、または「ポジションの移動が必要ならばどこでするのが良いか・・・」等を研究する時に多く使用しています。ただし、弦楽器に共通することですが、回数多く弾きこめば弾きこむほどに楽器自体が鳴ってくる、という面もありますので、演奏会が近づくと、普通のバイオリンで練習する機会を増やすようにしています。

いよいよ3月の演奏会に向けて本格的な練習も始まりました。これからもサイレントと普通バイオリン、賢く使い分けをしながら練習を続けていきたいと思っています。(Kz53)

(我が家の×)面白楽器その3~ファゴッティーノとコントラフォルテ~(2017/1/13)vol36

投稿者: HCメンバー

元々「我が家の面白楽器」というお題でしたが、私の家にはそのような楽器はないので、とりあえずファゴット属の「面白楽器」をご紹介させていただきます。ドイツ、クロナッハにあるギュントラム・ヴォルフ社が製作している「ファゴッティーノ」という楽器があります。cat_fish_run


http://www.guntramwolf.de/deutsch/fagottino.html

子供用のファゴットで、商品紹介には3種類の楽器が載っていますが、上から順に、G

管、F管、C管の楽器です。

一番小さいC管の楽器と通常のファゴットを比較した写真です。

https://twitter.com/mikigakki_wind/status/625883580388896768

G管、F管の楽器はテナルーンとも呼ばれます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Tenoroon

いずれにしても、これらの楽器はあくまで子供用(練習用)ということであり、通常のオーケストラ作品の中で登場することは全くありません。

話はここで脱線しますが、ファゴットF管説について。

教科書的には、ファゴットはフルート、オーボエと同様にC管であるとされています。しかし、「両手の指孔をすべて塞いで右手小指の指孔(またはキー)を閉じた指遣いで出る音を基調のドとする」、という木管楽器一般の定義からすれば、ファゴットはC管ではなくF管ということになります。おそらく楽譜が実音表記であることからC管と言われているのだと思いますが・・・。

次に「コントラフォルテ」。コントラフォルテ

この楽器も上記ファゴッティーノと同じくヴォルフ社が作っているもので、いわば新型のコントラファゴットです。特徴としては下記の通りです(ヴォルフ社のHPより)。

・シンプルな指遣いと、これまで考えられなかったようなダイナミック・レンジ。

・バスーンおよび他の楽器と調和するクリアで暖かい音。

・すべて木製のボディ上に搭載された正確でバランスの良い、静かなキーメカニック。

・コントラバスーンのリードで演奏可能。

 

私はあるアマチュア・ファゴット奏者のブログでこの楽器の存在を知ったのですが、この人は実際にヴォルフ社まで行ってこの楽器を買ってきたそうで、それまで使っていたコントラファゴットを手放してこの楽器に乗り換えたそうです。実際に吹いてみると音程も良く大きな音が出るとのことです。

なかなか実演でお目にかかることはありませんが、話によるとギャルド(レピュブリケーヌ)の日本公演でこの楽器を使っていたとのこと。また、私も、ソヒエフ=トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の来日公演でこの楽器を使っていたのをテレビで観たことがあります。

実際の音はこのようなものです。

https://www.youtube.com/watch?v=-bQZ66Py8-U

(MT)

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~ハイドンコレギウムの今♪~(2017/1/5)vol35

投稿者: HCメンバー

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2017年3月24日本番に向けて、レクイエム「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の練習が、12月から始まりました。

今回はコンマスに三瀬俊吾さんをお迎えして、トランペット、トロンボーン、ティンパニなども加わり、編成も大きくして臨みます。

 

この曲は、キリストが、自らの死に至るまでのプロセスを7つの言葉で表したものが1曲目から7曲目まおさめられていますが、正直、まだその意味を理解する前に右往左往しながら音符を追っているというのが現状です。

毎週の練習に追われ、取り組んでいる曲をじっくり勉強する時間が中々取れないのが実情ですが、年末年始で2週間お休みがあったお蔭で、歌詞を読んだり、スコアとにらめっこする時間を持つことが出来たので、今後の練習はただ音符に追われるだけではなく曲をもう少し理解して演奏するように変わっていかなければと思っています。

まだ練習していない、4曲目と5曲目の間にある管楽のラールゴも楽しみですし、最終曲の「地震」は激しくprestoで幕を閉じたいと思います。

あと2か月半の練習で完成品に仕上げ、3月24日には合唱と共に、力強い響きを会gassyou_onpu (1)場に広げたいと思っております。 (TNMT)

 

我が家の面白楽器 その2~チェンバロ~(2016/12/17)vol34

投稿者: HCメンバー

cembalo

 我が家のチェンバロですが、イングリッシュ・ベントサイド・スピネットという種類の楽器になります。エジンバラ大学の音楽博物館所蔵の1757年にイギリスで製作された楽器をモデルとしています。

製作者の野村満男先生からこの楽器を譲り受けた経緯について簡単に述べます。

私はヴァイオリンの他にキーボードやリコーダーの演奏もするのですが、キーボードはピアノを使っていました。子供の頃からバロック音楽が好きだったので、チェンバロというのはある意味憧れの楽器でした。

知識としてはその構造や扱いが繊細で難しい楽器というイメージを持っていたため、素人が手を出せるものではなく、自分がチェンバロを所有するというのも考えられないことでした。

その後、縁あって野村満男先生が主催するアマチュアオーケストラに参加することになり、野村先生製作のチェンバロに触れる機会があり、あれこれあって、この楽器が我が家に来ることになったわけです。

楽器について説明しましょう。

イングリッシュベントサイドスピネットは小型のチェンバロで、鍵盤に対して弦が斜めに貼ってあります。このことにより、小型でありながら広い音域をカバーすることができます。

この楽器の音域は、61鍵5オクターブ(GG-g’’’)あります。この音域があれば、バッハ、ハイドン、モーツァルトは問題なく弾けます。(モーツァルト、ハイドンも初期の曲はチェンバロやクラヴィコードのために書かれていました)

あと、楽器が湿度や温度の影響を受けやすいため、色々と調整をしなければなりません。ピアノであれば調律師にお願いすることを全部自分でやらなければなりません。

当然調律も自分でやるわけですが、現在はまだチューナーでやっています。自分で調onsa_music律するということは好きな音律で調律できるということですので、勉強して色々な音律を試してみたいものです。

そのようなわけで手間はかかりますが、何よりもその音色の素晴らしさに、弾いていて飽きることがありません。(TB)

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我が家の面白楽器 その1~ヴィオラダガンバ~(2016/12/05)vol33

投稿者: HCメンバー

HCPチェロ奏者ですが、実はヴィオラダガンバも弾きます。

ヴィオラダガンバを始めた理由は、バッハの「ヨハネ受難曲」30曲目「Es ist vollbracht」ガンバソロを弾くためです。

この曲はハイドンコレギウム次回演奏会「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」第六の言葉につながる楽曲ですが、同受難曲の中核となるAriaで、ハイドンとのアプローチの違いを聞くことも含め是非聞いてみてください、名曲です!

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ヴィオラダガンバは「脚のヴィオラ」と言う意味で画像の通り脚で挟んで弾きます。
私はチェロも脚で挟んで弾きますが、エンドピンが一般的になるのは19世紀後半でそれまではチェロ奏者はみんな脚で挟んで弾いていたんですよ。もちろんハイドン先生の時代のチェロ奏者もそうですね。

 話をガンバに戻して、弓は画像の通り下から支えるように握ります。

だからヴァイオリン族とは逆に、強拍がアップ、弱拍がダウンになります。

これがチェロ奏者にはつらい!形は似てても全く違う楽器として頭を切り替えなければ弾けません。

指板のフレットはガット弦を巻き付けただけなので、調律、調弦によってnsmailフレットの位置をずらして調整、演奏していました。

調弦は基本四度チューニングでギターに似ています。五度チューニングのチェロとは運指がまるで変わりますね。

弦はもちろんガット(羊の腸)です。張力が弱くチェロより音量は出ませんが柔らかく繊細でくすんだ音質です。

日本ではまだまだ演奏会で聴く機会が少ない楽器ですが、古楽が復興してきた今、もっと本来の魅力を発揮すべき楽器ですね。    (F.Y.)

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ご来場ありがとうございました(2016/11/22)vol32

投稿者: HCメンバー

ハイドンコレギウム設立当初からやりたかったクラウスをやってしまって、達成感から軽pyoko11_takibiく燃え尽き症候群に陥っている右近です。終演後控え室では完全に真っ白な灰になっていました。クラウスはどうやら好評だったようで、責任果たせたかなと思い、胸をなでおろしています。さて、皆さんはヴァンハルやディッタースドルフの曲はご存知ですか?ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハは如何でしょうか?まだまだご紹介したい作曲家は沢山います。引き続きハイドン交響曲の道を体験していきながら、未知の作曲家にも出会っていただけたらと思います。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

18世紀音楽研究会 ハイドンコレギウム音楽監督 右近大次郎

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12_8bu_onpu_renkou演奏会に来てくださった方からの感想をおまけに・・。(HCメンバー)

クラウスは素晴らしかった。熱演でしたね。迫力満点で感動しました。18世紀の作品とは思えない、情念の音楽。クラウスを知らないことは、人生における損失と言えます。事前に予習しましたが、あのコンサートがなかりせば、クラウスを知るのは、ずっと先か、知らないままだったかもしれません。音楽の視野を広げ、18世紀の音楽の奥深さを認識できたことは、なにものにも代えがたい収穫でした。素晴らしい演奏をありがとうございました。

明日は第12回定期演奏会

投稿者: HCメンバー

smallflower_porange今大人気の「逃げ恥」。新垣結衣さんと星野源さん主演のテレビドラマです。なぜこのドラマがこんなに人気なのか。原作、脚本、演出、俳優さんの演技のうまさ、主題歌、ダンスなどすべてがかみ合ったドラマだからと言われています。キーワードは「ムズキュン」。笑って泣いて温かい気持ちになれる。これってハイドンの音楽にも通じるのでは(無理やり。。。)

というわけで、明日は、ハイドンコレギウム第12回定期演奏会です。
まだまだお席に余裕があります。明日は暖かく良い天気になりそうですのでぜひお出かけくださいませ。

日時 2016年11月20日(日)13:00開場13:30開演12_8bu_onpu_renkou
会場 豊洲シビックセンターホール

曲目
F.J.ハイドン   交響曲第108番 変ロ長調Hob.I:108
F.J.ハイドン   交響曲第39番  ト短調 Hob.I:39
W.Aモーツアルト  ヴァイオリンとビオラのためのシンフォニアコンチェルタンテ変ホ長調KV364
J.M.クラウス   交響曲ハ短調 VB142
指揮者 右近 大次郎
ソリスト 中島ゆみ子(ヴァイオリン) 望月ゆり子(ビオラ)

スペシャルブログ 第12回定期演奏会ヴィオラソリスト:望月ゆり子さん

投稿者: HCメンバー

さて、第12回定期演奏会がいよいよ近づいてきました。今回は、モーツアルトの「ヴァイオリン・ヴィオラのための協奏交響曲」のソリストとしてビオラを弾いてくださる望月ゆり子さんにお願いをしてメッセージを書いていただきました。

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yurityan回、ハイドンコレギウムの演奏会にて、モーツァルトのシンフォニアコンチェルタンテ  のヴィオラソロを弾かせて頂く望月ゆり子です。

今回初めてオーケストラ伴奏でソロ、しかもヴィオラで弾かせて頂きます!

人生初のソロがヴィオラ…。

緊張倍増です…。

 

ヴァイオリンのソロは母である中島ゆみ子が演奏するため、安心感はありますが、甘えず自分で頑張らなければ!

親の七光りは七光りなりに少しは光らなければ!と思っています。

 

ヴィオラは高校で桐朋女子高等学校音楽科に入ってから、2年3年の時に副科目として鈴木康浩先生のもとで勉強致しました。

初めての頃は楽器も重いし、音もなかなか読めないしで四苦八苦していた者が、ソロを弾かせて頂くことになるなんて自分でも信じられません。

 

モーツァルトのデュオといえば、今から9年ほど前、私が小学校の時に初めて受けた講習会のミニコンサートで母と2人で「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 kv423」の1楽章を弾かせて頂きました。

nakukoその日はもともとはバッハを弾く予定だったのですが急遽モーツァルトになり、パニックになった私は自室で大泣きをしました(笑)。

必死にモーツァルトを練習しましたが、ミニコンサートは遅れに遅れ、結局弾いた時間は23時を過ぎた頃でした…。

今でもはっきりと覚えている、苦い思い出です…。

usagi

 

あれから約10年近く経ち、今回初めてオーケストラ伴奏で母と2人モーツァルトを演奏します。
色々な経験を経て、少なからず少しは成長したであろう私のソロと感情豊かな母のソロと優しく支えて下さるハイドンコレギウムの方達のオーケストラをぜひ聴きに来て頂けたらなと思います。

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14_16bu_onpu_renkouさて、私の勝手なイメージでは、T音大に行っているような人は上手だけどちょっと意地悪!というイメージなのですが(笑)、ゆり子さんは本当におっとりとしたかわいらしいお嬢さんです。

しかし、しっかりとした一面もお持ちのようで、練習の時には、お母さんである中島先生から「ゆりちゃん、ゆりちゃん」と頼りにされている様子で、何とも微笑ましい気持ちにさせていただきました。。

さて、息の合ったお二人の演奏が当日どうなるのか、また、ゆり子さんが今後、どんな演奏家になっていかれるのか、私たちもとても楽しみです!(HCメンバー)

 

私の好きな作曲家BEST3その9&いつかやりたい曲その6(2016/10/27)vol31

投稿者: HCメンバー

ヴァイオリンを習い始めてから数年経った頃、同じ先生についていた先輩が弾くベートーヴェンのVnコンチェルトを聴きながら、ああ私もいつかは・・・ と夢見る中学生の時代が私にもありました。

kotoriその後、ベートーヴェンのVnソナタ5番「春」の譜面を手にした時の喜びは今でも貴重な想い出で、あまり熱心に取り組んでいなかったお稽古にも身が入りコンチェルトを演奏できる日を目標に自分のVn人生に光が差し込んだような初めての節目だったような気がします。

といういきさつもあり、好きな作曲家というとまずベートーヴェンを挙げたくなります。

大学オケに入ってベートーヴェンの交響曲も弾くようになりましたが、周囲が、3番、5番、7番と奇数番号のシンフォニーを追っている中、私は、カルロス・クライバーが振った2番と4番に魅了され、今でも2番は弾くのも聴くのもわくわくします。

ベートーヴェンの次に挙げたい作曲家は沢山ありますが、ハイドンに関してはハイドンコレギウムのメンバーとしてハイドンは現在修行中であるのと、あまりにも偉大で、奥が深い為、軽はずみな気持ちでハイドン大好き!とはとても言えませんが、それまでオケで、大編成の曲ばかり取り組み、がちゃがちゃと弾いてきた私にとっては、まさに目からうろこの連続で、ハイドンコレギウムと出会えたことは私の人生では大きな節目になったことは間違いありません。

ベスト3を付けることは出来ませんが、18世紀では、ヘンデル、グルック、チマローザなど、19世紀に入ってからでは、グノー、チャイコフスキー、は好きな作曲家たちです。

今後、演奏してみたい曲ですが、またベートーヴェンにもどりますが、ミサ・ソレムニスはすぐにでも取り組んでみたい曲です。

ハイドンの交響曲101番「時計」も出来ればすぐにでも・・・

これには深~い訳がありますが、ここで書いていると長くなりそうなので、省略致します。gassyou_usagi

ヘンデルの「メサイア」もいずれやってみたいです。

これにも青春時代の深~い想い出があります。

ヘンデルが出たところで、オペラなど一度いかがでしょうか・・・?

私はオペラ「リナルド」の中で歌われる「涙が流れるままに」(Lascia chi’o pianga)が好きで、何度聞いても感動します。

あまり欲を出さずに音楽を続けているつもりでしたが、このように書き並べていくときりがなく、欲張りな自分を改めて思い知りました。

ハイドンはまだまだ知らない曲が多いので、一曲知る毎に発見ができることが嬉しいです。(TNMT)

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ブログをご覧の皆様を定期演奏会(28.11.20(豊洲文化センター)にご招待させていただきます。

ご希望の方はをこちらまで。present_usagipresent_kumapresent_neko

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私の好きな作曲家BEST3 その8 (2016/10/26)vol30

投稿者: HCメンバー

12_8bu_onpu_renkouいくらハイドンオケとはいえ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンにこれほど人気が集中するとは・・・。

かくいう私もハイドン、モーツアルト、ですが三番目はブラームスかメンデルスゾーンかなあ。ブラームスはビオラ弾きにとっては厚い音の響きの中に包まれている感じがhalloweeeenとても心地よくて好き。特にシンフォニーの1番の4楽章の、朝が来て光が差し込んでくるようなホルンの旋律から弦楽器の主題につながっていくところは聴いても弾いても涙が出そうになります。ドイツレクイエムはいつかやりたい曲の一つだったけれど、すでに成し遂げました。メンデルスゾーンは、大学で初めて弾いた曲がビオラが2部に分かれる哀愁を帯びた「スコットランド」だったせいかこれまた思い入れがあります。オクテットやピアノトリオも好き。ハイドンやモーツアルトも大学で入ったオケが古典をやるオケだったのでいつのまにか“3つ子の魂百まで”になったのかもしれません。

ハイドンが好きなのは何回聴いても飽きないところ、かな。覚えられるほど印象的なメロディーが少ないということなのかもしれません(笑)。それなのにこの心地よさ。本当に不思議です。

ハイドンを弾けるオケを探しに探してようやくたどりついたこのオケ。初期の曲も楽しいけれど、中期の曲、後期の曲も早くやりたいな~と思うこのごろです。(や)

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music

第12回定期演奏会(28.11.20)にご招待!

投稿者: HCメンバー

ハイドンコレギウムのホームページを見てくださっている皆様に上記定期演奏会のご招待をさせていただきます。ご希望される方は以下からご連絡をお願いします。(先着20名様)
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お申し込みはこちらまで。

件名に 「招待希望(HCPホームページ)」と記載してください。

お申し込みを心よりお待ちしています♪

 

すきとえにし~私の好きな作曲家BEST3その7&いつかやりたい曲その5~(2016/10/17)vol29

投稿者: HCメンバー

ブログ担当者からリレーブログのテーマがやってきました。今回のテーマは「好きな作曲家ベスト3」と「いつかやりたい曲」ということなのですが。

好きな作曲家ベスト3──難しいですね。

10_brahms 若かりしころ、誰かに好きな作曲家は? と聞かれたら、迷わずに答えていました。ブラームス! ブラームス! ブラームス! って。

でも、いろいろな曲を聴くにしたがって、ほかにも魅力的な作品を残した作曲家があまた居たことを知りました。しだいに好きな作曲家というのもわからなくなってきました。

france そんな状態でも、最近、ミヨーの魅力にすこしずつはまってきています。ダマーズにも惚れています。ドビュッシーには憧憬を感じます。それは、ミヨーやダマーズにくらべると彼方にあって手の届かないものに対する感情に近いような気がします。そして、ちょっと自分でもびっくりしているのですが、今年になって突然、バッハに魅きよせられています。

だからといって、それら演りたい、ということでもないのです。私なんぞの力では到底太刀打ちできないと自覚もしているのです。だからよけいに、魅力的なのかもしれません。

 

いつかやりたい曲──あとどのくらいオケで活動できるのか。ふと残り時間を考えることがあります。

ocean_nightそういうとき、できれば、これまでなぜか縁のなかった大好きな曲たちに出会うことができたなら、と思います。たとえばドビュッシーの交響詩『海』ベルリオーズの『幻想交響曲』ラベルの『ダフニスとクロエ』プーランクの『グローリア』……すみません。ぜんぜん18世紀の音楽じゃあないですね。

ハイドンの交響曲はあんまりたくさんあって、正直なところ知らない曲もたくさんあります。でも好きな曲もあります。18世紀音楽研究会ハイドンコレギウムはハイドンの交響曲全曲制覇を目指しているということなのですが、どうかどうか、私が存在している間に『太鼓連打』『ロンドン』まで到達しますように!(雑記屋)

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私の好きな作曲家BEST3その6(2016/10/7)vol28

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今回のテーマの一つが「好きな作曲家を3人」ということなので、先ずはハイドン、そしてモーツアルト、この二人はすらすらと出てくるのですが、もう一人となると、横並びでなかなか決めることはできません。

モーツアルトは私が10代の頃、ヴァイオリンコンチェルトの4番や5番はさんざん練習をした曲なので、やはり若いころから馴染みがあった、ということなのではないかと思います。

animal_ofuroハイドンは、勿論、現在どっぷりと浸かっていますので、練習を重ねるごとに新しい魅力発見・・・という感じです。でも、この二人の作曲家の曲を仕上げていくのは、私たちにとっては至難の業、苦労が多い曲であることも確かですが・・・

さて、今回はハイドンにまつわる話を一つ・・・

r001891710年ほど前、私は夫の仕事の関係で浜松に住んいたのですが、当時の住まいの近くに静岡文化芸術大学がありました。そこでは「社会人聴講制度」があり、一般の学生さんと一緒に大学の授業を聴講できるのを知って、私は早速「音楽史」の聴講を申し込みました。

教授がハイドンについて次のような話をしてくださいました。「ハイドンは、モーツアルトなどに比べると、日本では演奏される機会が少ないですが、私はもっともっと評価されてよい作曲家だと思います・・・」

halloween_sweets当時は「ふう~ん・・・そうなの?」と思っただけの私でしたが、現在、ハイドンの様々な曲に触れる機会に恵まれて、私は練習に出席するたびに、かつて耳にした先生からのコメントを「本当にその通りだなぁ・・・」と何度も思い返しています。

ハイドンの曲は、「以前やった曲にちょっと似ているなぁ・・・」と思う箇所もありますが、微妙に違っている箇所もいっぱいあって・・・また、遊び心も感じられて・・・「みんなちがってみんないい!」がハイドンの曲ではないでしょうか?(Kz53)

 

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プルト考もしくはエキストラ考(2016/10/3)vol27

投稿者: HCメンバー

当団 の演奏会は年に3回あるので、ひとつ終わったと思ったらもう次の演奏会がすぐそこに迫todo
っています。前回の演奏会の直後に何回か休んでしまったら、だいぶみなさんに遅れをとってしまい、演奏もまだまだあたふたしているうえに、もう次のプログラムのことを考えないといけないなんて(プログラム係を務めております)!

何かお題があったようなのですが、勝手に別の話をします。すみません。

ご存知のとおり弦楽器は普通、2人でひとつの楽譜を一緒に見て演奏しますので、お隣の方との相性って結構大事ですよね。そしてお隣で演奏しているとなんとなくその「人となり」がわかるものです。まあ、お隣の様子に全く目もくれず我が道をゆくタイプの人もいますが(笑)。かくいう私は落とし物(臨時記号を見落とすこと)が多く、いい加減でおおざっぱな性格と演奏なので、繊細で神経質な方は私のお隣はちょっと大変かも・・・。

study_animal_zouところで先日エキストラ(別のオーケストラの演奏会にお手伝いで参加すること)に行き、はじめましての方と同じプルトで弾かせていただきました。この方がそれはもう、ものすごく正確で正しい演奏でエキストラとしての務めを全うしておられ、その仕事ぶりは職人のようでした。エキストラに行くような人はこのような演奏ができなければいけないとつくづく自分のことを猛反省しました。エキストラは大体後ろの方で弾くことが多いので、指揮者やトップ奏者から遠いため、なんとなく音を出すのが怖くて「後出し(誰かが先に音を出してから弾くこと。もちろんほんの瞬間ですよ!)」してしまうこともしばしばなのですが、どんな場所(席)にいてもひるまず堂々と正しく弾ける人にはとても憧れます。

さて、私が好きなお隣のタイプはこんな人。なんといっても自分より上手な人。音程とか指使いとか運弓とか表現とかマネっこさせてもらう。私がうそっこ弾いたり、たびたびの落とし物にもおおらかな人。あ!それって今のお隣の方だ!私って本当に恵まれているなあ・・・。というわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(Nの)

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私の好きな作曲家BEST3その5&いつかやりたい曲その4(2016/9/18)vol26

投稿者: HCメンバー

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「好きな」という意味はいろいろありますが、CD/DVD所有枚数を含め、それらを勉強のためではなく「自主的に楽しむために」見聴きする時間が最も多い、という意味でまず考えてみたいと思います。

その意味では断トツ第1位はモーツァルトです。が、2位以下が難しい・・。おそらくこの10年くらいの間(ハイドンコレギウムに入ったのは3年前)にハイドンが第2位になったのでは、と思っています。そのきっかけになったのは、サイモン・ラトルが指揮する交響曲の録音でした。

そしてそれに迫るのがベートーヴェンではないかと思ったのですが、大好きな「田園」などはここ数年一度も聴いていないし、他の曲も最近では自主的に聴くことはほとんどなくなってしまいました(オケで演奏することはありますが)。

聴く時間は少なくても、常に心の中にいる作曲家はバッハです。2年前に教会カンタータを継続的に演奏する団体に入って以来、共感度合は高まる一方です。

あとは、バッハとは正反対の音楽ですが、オッフェンバックシュトラウス・ファミリー(特にヨーゼフ・シュトラウス)。単純な音楽ではありますが、折に触れて聴きたくなるという捨て難い魅力を常に感じます。

次に、この先 一度は演奏してみたい曲。

独奏ではなくオケの場合、「演奏したい」と思っても自分の意思だけではどうにもならないものなので、この位置付けはある意味「憧れ」とも言えます。

まず、やり残したモーツァルトのピアノ協奏曲(第27、22、19、18、16番など)も機会があればぜひやりたいですが、最近はやはりオペラは最高と思います。具体的には、gassyou_neko

○モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」または「コジ・ファン・トゥッテ」

○J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」

○リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」

「ばらの騎士」はほとんど無理にしても、「フィガロ」や「こうもり」は、もしかしてできるかもと最近はひそかに思って(願って)います。

ということで、「憧れ」も好きの一つの形態であるとすれば、リヒャルト・シュトラウスも好きな作曲家の一人なのかも知れません。(FgT)

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9/10:練習報告(2016/9/15)vol25

投稿者: HCメンバー

始まったばかりと思っていた今回の演奏会の練習もすでに5回目。

今回の曲はなかなか手強い。figure_zasetsu

ハイドン39番もクラウスもとても情熱的で美しい曲だけれど CDできくのと実際に弾くのとでは大違い。

規則正しくリズムが刻まれる中で、頭打ちとシンコペーションが次々と入れ替わったり不規則なスラーがかかっていたりで、どこかのパートがリズムを崩すと たちまち曲が崩壊してしまう。

これはもう合奏以前に個々人がまず楽譜どおり弾けるようにするほかない。

私の練習法は主に3つ。

その1 スコアやパート譜を見ながらCD等の音源を聞く

他のパートとのからみ、全体のハーモニーなどがわかり、効果的。音源どおり楽譜を追えるようになれば8割方弾けたようなもの、と思う。平日は音出しができない等の人にもおすすめ。

その2 CDに合わせてカラオケ弾き

自分のパートだけを練習しているとちょっと退屈なことも・・。 そんなとき、CDに合わせて弾けば合奏気分でとても楽しい。自分のテンポが速くなりがちなところ、遅れがちなところ、落ちやすいところなどもよくわかる。

その3 メトロノームを活用

早いパッセージなど弾きにくいところはメトロノームを活用して練習。デジタルではなくアナログの方がおすすめ。一定の回数で止まるので達成感もある。少し早いテンポ、少し遅いテンポなどテンポを変えて練習していればさまざまな状況に対応できる、はず。

演奏会まであと2か月。

曲の素晴らしさがきちんと伝わるような演奏ができるよう頑張ります。(や)bg_natural_flower

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