6/11練習報告~バッハ~(2016/6/15)vol12
この記事の投稿者: HCメンバー
さて、今回はさまざまなオケやアンサンブルからひっぱりだこのTNMTさんです。あるときは真っ赤な車で、あるときはチャリで、またあるときは歩いて颯爽と練習場に現れるTNMTさんは、羨ましい限りのアクティブセレブマダムです♪
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6月11日(土)
今日はバッハのミサ曲のオケの練習と、後半は初の合唱合わせをしました。
私の経験から振り返りますと、通常のオケの場合、合唱が入る曲を取り上げても合唱団と合わせられるのは、1、2回がせいぜいで あとはGP,本番と突入してしまうのが常ですが、このハイドンコレギウムは指揮者の右近先生が、ハイドンコレギウムシンガーズも指導していらっしゃることから、合唱団との練習が多く設けられ、オケとしては大変恵まれ有難いことといつも感謝です。
今日は、最初の合わせでしたが、歌が入るとこちらも歌心が伝わり、歌と一体になったり譲り合ったりの微妙なニュアンスもつかむことが出来て、次の合わせに繋がる有意義な練習となりました。
Vnの楽譜はエチュードをさらっているような指がもつれる箇所もあったり、バッハの無伴奏ソナタを彷彿させるようないかにもバッハという箇所もあり、さらえばさらう程、味の出る曲です。
私が師事していたVnの先生が、昔、「バッハのハは日本語のハではなく、Bachの”ch”なので、お腹から出る音、すなわちふか~い音で演奏しなければいけないのですよ」と言われたことを、このミサ曲を浚うたびに思い出します。しかしながら頭でわかっていても楽器で表せないのが何とももどかしく、そのもどかしさといつも闘いながら、少しでもバッハの音に近づけるように精進しなければと我が身を戒めている昨今です。(Vn TNMT)
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