プルト考もしくはエキストラ考(2016/10/3)vol27

この記事の投稿者: HCメンバー

当団 の演奏会は年に3回あるので、ひとつ終わったと思ったらもう次の演奏会がすぐそこに迫todo
っています。前回の演奏会の直後に何回か休んでしまったら、だいぶみなさんに遅れをとってしまい、演奏もまだまだあたふたしているうえに、もう次のプログラムのことを考えないといけないなんて(プログラム係を務めております)!

何かお題があったようなのですが、勝手に別の話をします。すみません。

ご存知のとおり弦楽器は普通、2人でひとつの楽譜を一緒に見て演奏しますので、お隣の方との相性って結構大事ですよね。そしてお隣で演奏しているとなんとなくその「人となり」がわかるものです。まあ、お隣の様子に全く目もくれず我が道をゆくタイプの人もいますが(笑)。かくいう私は落とし物(臨時記号を見落とすこと)が多く、いい加減でおおざっぱな性格と演奏なので、繊細で神経質な方は私のお隣はちょっと大変かも・・・。

study_animal_zouところで先日エキストラ(別のオーケストラの演奏会にお手伝いで参加すること)に行き、はじめましての方と同じプルトで弾かせていただきました。この方がそれはもう、ものすごく正確で正しい演奏でエキストラとしての務めを全うしておられ、その仕事ぶりは職人のようでした。エキストラに行くような人はこのような演奏ができなければいけないとつくづく自分のことを猛反省しました。エキストラは大体後ろの方で弾くことが多いので、指揮者やトップ奏者から遠いため、なんとなく音を出すのが怖くて「後出し(誰かが先に音を出してから弾くこと。もちろんほんの瞬間ですよ!)」してしまうこともしばしばなのですが、どんな場所(席)にいてもひるまず堂々と正しく弾ける人にはとても憧れます。

さて、私が好きなお隣のタイプはこんな人。なんといっても自分より上手な人。音程とか指使いとか運弓とか表現とかマネっこさせてもらう。私がうそっこ弾いたり、たびたびの落とし物にもおおらかな人。あ!それって今のお隣の方だ!私って本当に恵まれているなあ・・・。というわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(Nの)

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