我が家のおもしろ楽器&やってみたい楽器(2017/3/21)vol44

この記事の投稿者: HCメンバー

今回のリレーブログのテーマは「我が家のおもしろ楽器」または「やってみたい楽器」。みなさんチェンバロとか、ハープとかすばらしい楽器をお持ちなのですね。でも、うちには……自慢できるようなものはもちろん、あっと驚くような楽器もなにもないのであります。

私がふだん使っているフルートとピッコロのほかに、小さいころから使っている年代物music_tambourineのピアノはあります。娘の部屋には、娘が使っている打楽器がガサガサと置いてあります。マリンバ(木琴)とか、スネアドラム(小太鼓)とか、いろんな形をしたいろんな大きさのタンバリンとか、いくらか大きさが違っていていくらか重さも違っているトライアングルとかに混じって、ウッドブロックとか、トナカイに乗ったサンタさんがならしているような音がする鈴がたくさんついた楽器とか、いろんな大きさのベルとか、バネがついていてはじくと壊れたロボットみたいな音がするやつとか、とにかくよくわからない楽器らしきものも転がっています。しかし、これらは私が手を触れることは許されません。一見、ガラクタのようにしか見えないものでも、それは決してガラクタではないのです。

IMG_1957でも、写真は、私のものです。娘からのプレゼントです。「これ、ただのマスコット人形じゃん」って? トンデモナイ。これは、マラカスです。ちゃんと音が鳴ります。大きな舞台でやるちゃんとしたコンサートでこんなもん使ったら、そりゃ怒られますが、でも、ちゃんとした音が鳴るんです。打楽器って、ほんとうに不思議な存在ですよね。どこまでが楽器で、どこからがおもちゃなのかよくわからないッス。

 

昔、何かの演奏で、水を張った大きな鉢をさすったり、水を叩いて音を出したり、しているのをみたことがあるのですが、これだって、どこまでが本気で、どっから冗談なの? って思いましたもん。

music_triangleでも、音楽を前へ前へと歩ませたり、一瞬で別の世界に連れて行ったりすることのできる打楽器は素敵な楽器だなと思います。ただ、昔「フルートは余っているから」というのがおもな理由で、ひと月ほど打楽器にコンバートされた経験があるので、打楽器奏者になろうとは、決して思いません。シ〜〜〜〜〜〜ンとした空間に、トライアングルをppでならさなければならないプレッシャー! やったことがある人にしかわかりません! 「pp」ですよ。ちょっとぶつけすぎると「チーーン」でものすごくデッカク響き渡るんですよ。かといって、遠慮しすぎると今度はスカッって空振りしちゃったりするんですよ。ステージで、山田一雄さんの顔をみつめながら、神様に祈るような気持ちで叩き続けたときの緊張感。「このまま、打楽器にくる?」という先輩に、ぶんぶん首を振って「フルートに戻してください!」って懇願したのを思い出します。

さて、私は、もしかなうことなら、コントラバスがやってみたい。カッコいいと思いませんか。あんなにカッコいい楽器、ほかにないですよ! ほんとうにず〜っと憧れているんです。現実は対極にいるんですけど。 (雑記屋)

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