ハイドンの練習につきまして(2017/6/8)vol48
この記事の投稿者: HCメンバー
7月の定演まであと1か月余りとなり、練習も回を追う毎に真剣味が増す時期となりました。
この時期になりますと、指揮者の先生からの細かい指示、注意事項(音の強弱・長さ、フレーズの切り方を始め、音符のしまい方、等々)が次々と出されて、私たちは、それらを何とか受けとめて、先生から要求される表現に少しでも近づけるように練習に励むことになります。
そうしているうちに、一見シンプルに思われたハイドンの音符の並びが(まるで息を吹き込まれたかのように)主張を始め、色彩豊かになっていって・・・そして、あの躍動的で豊かなハイドンの世界が段々と拡がっていく(ように感じる)・・・私は、この譜読みの段階が終わって楽譜を読み込んでいく、この時期の練習が大好きです。他のパートの音も次第に耳に入ってくるようになりますし、「今は管が主役・・・今はビオラ、今はチェロ・・・」と、合奏の楽しみも増してきます。
今回の定演は、塗矢真弥先生をゲストコンミスにお迎えしています。先生方のご注意、ご指示を心に留めて、客席の皆様にも喜んでいただけるような、良い演奏会となることを願っています。 (kz53)
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