一度やってみたかった。(2017/7/23)vol51
この記事の投稿者: HCメンバー
第13回演奏会が終わりました。
いつもうちの演奏会は地味だ地味だと言われているのですが、「てやんでぇ」と思っていて、実際曲聞けば地味なんてことは微塵もないわけで。。。。
ただ、ハイドンの交響曲全曲演奏を目指しながら、かつ、初期の作品を集中して取り上げているため、確かに有名な曲は少ないし、タイトル付きも少ないけれど、
やはりハイドンがたどった作曲家としての成長 を追体験するべきだと思うので、これからも地味なコンサートやるぞ。。。。と気合をいれつつ、
じゃあたまにはポピュラーコンサートをしようじゃねぇか!ということで組んだ今回のプログラムでした。
いやーーー楽しかった。 モーツァルトの39番はモーツァルトの交響曲のなかで一番好きな曲です。とにかく踊れ!踊れ!ダンスミュージックですね。
ベートーヴェンの一番はプレ・トークでも話しましたが、ピアニストの見せ場の作り方、じらし方が上手い曲です。
榎並さんががっちり弾いてくれたので、こちらも合わせやすかったし、ティンパニやトランペットが入り華やかな演奏となりました。
ハイドンの12、13番はハイドンのメロデ ィー・メーカーとしての才能を見せてくれる曲です。通常ならファースト・バイオリンとセカンド・バイオリンで会話が沢山あるのですが、
今回はそういうことが少なく、どちらかというと、ヴァイオリンと低弦、管楽器の3グループ間での会話が多かったです。そのため、ファースト・ヴァイオリンにかかる比重が大きかったのですが、
コンミスの塗矢先生が見事に演奏してくださいました。
またグループに分かれているということで、マスの力を使った表現を志向していることも指摘したいです。特に13番はホルン4本。やかましい!というくらい、伸ばしが多かった。
どの曲もダイナミクスの幅が極端に広く、とても派手なコンサート(違)だったのではないでしょうか?
モーツァルトの最後の繰り返しで膝が笑いそうになったのは内緒です(笑)
右近
トラックバックURL:
https://haydn.jp/2017/07/23vol51/trackback/
コメントを残す