ハイドンらしさを求めて(2017/10/20)vol58
この記事の投稿者: HCメンバー
いよいよ11月の定演が近づき、交響曲とミサ曲の練習がそれぞれ1回と、GPを残すのみとなりました。
交響曲の練習も仕上げの段階に入っていますが、指揮者の先生から度々注意を受けることの一つが「音の長さ、しまい方」です。四分音符、二分音符など「長すぎる!」「もっと短く!」と・・・。
それで、私たちは楽譜に書いてある四分音符にヒゲを加えて八分音符に変えたり、二分音符は塗りつぶし、付点を加え、さらには八分休符を付け加えて・・・などなど、音符を長く弾かないように注意をすることになります
音符を長く弾かないためには、ある程度のスピードをもって最初の音を弾いたらすっと抜く・・・というテクニックが必要になりますが、この「すっと抜く」という奏法が、ハイドンの音楽を作っていくうえでとても重要なポイントの一つではないかと私は思っています。とは言うものの、長すぎてもいけないし、短かすぎてもいけないし、なかなか難しいですが、「ハイドンらしさ」を求めていくには欠かせない要素の一つのように思います。
あと練習も数回ですが、少しでも良い仕上がりとなるように、楽譜を読み込んで練習に臨んで、本番を迎えたいと思っています。(kz53)
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