ドイツレクイエムもうすぐ本番(2018/02/14)vol71

この記事の投稿者: HCメンバー

いよいよあと数回の練習で3月10日のドイツレクイエム本番を迎えることとなりました。

ブラームスと聞くと、まず思い浮かぶのは4つのシンフォニーです。いずれの曲もかなり難しく、苦労した覚えがあります。

団員の中にはドイツレクイエムを演奏する機会を待ち焦がれていた方もいらっしゃったようですが、この曲について私はあまり知識もなく、楽譜を手にした時の最初の印象は「うわぁ、フラットがいっぱい!」でした(2曲目の前半)。これは私の先入観かもしれませんが、フラットの多い曲は音程がとりにくく、上滑りしがちで弾きにくい!という印象があります。ですから、正しい音程をしっかり耳に記憶させて、指使いについてもいろいろと試みたりもしました。

さて、練習も回を重ねると次第に他の弦パート、大勢の管パートにも耳を傾けることができるようになり、音の重なり、拡がり、そして曲の全体像が少しずつ理解できるようになりました。前回は合唱、ソリストとの合同練習でしたが、改めてこの曲の繊細な面とスケールの大きさを感じました。

1868年、ブラームスが35歳の時(ちょうど今から150年前で、あの「西郷どん」が活躍していた時期なのですね!)に完成させたと伝えられるドイツレクイエム・・・「合唱と管弦楽の傑作」と称されるこの曲に巡り会えたことを嬉しく思い、本番当日は心を込めて演奏して、皆様と感動を分かち合いたいと願っています。

kz53

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