スペシャルブログ 第12回定期演奏会ヴィオラソリスト:望月ゆり子さん

この記事の投稿者: HCメンバー

さて、第12回定期演奏会がいよいよ近づいてきました。今回は、モーツアルトの「ヴァイオリン・ヴィオラのための協奏交響曲」のソリストとしてビオラを弾いてくださる望月ゆり子さんにお願いをしてメッセージを書いていただきました。

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yurityan回、ハイドンコレギウムの演奏会にて、モーツァルトのシンフォニアコンチェルタンテ  のヴィオラソロを弾かせて頂く望月ゆり子です。

今回初めてオーケストラ伴奏でソロ、しかもヴィオラで弾かせて頂きます!

人生初のソロがヴィオラ…。

緊張倍増です…。

 

ヴァイオリンのソロは母である中島ゆみ子が演奏するため、安心感はありますが、甘えず自分で頑張らなければ!

親の七光りは七光りなりに少しは光らなければ!と思っています。

 

ヴィオラは高校で桐朋女子高等学校音楽科に入ってから、2年3年の時に副科目として鈴木康浩先生のもとで勉強致しました。

初めての頃は楽器も重いし、音もなかなか読めないしで四苦八苦していた者が、ソロを弾かせて頂くことになるなんて自分でも信じられません。

 

モーツァルトのデュオといえば、今から9年ほど前、私が小学校の時に初めて受けた講習会のミニコンサートで母と2人で「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 kv423」の1楽章を弾かせて頂きました。

nakukoその日はもともとはバッハを弾く予定だったのですが急遽モーツァルトになり、パニックになった私は自室で大泣きをしました(笑)。

必死にモーツァルトを練習しましたが、ミニコンサートは遅れに遅れ、結局弾いた時間は23時を過ぎた頃でした…。

今でもはっきりと覚えている、苦い思い出です…。

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あれから約10年近く経ち、今回初めてオーケストラ伴奏で母と2人モーツァルトを演奏します。
色々な経験を経て、少なからず少しは成長したであろう私のソロと感情豊かな母のソロと優しく支えて下さるハイドンコレギウムの方達のオーケストラをぜひ聴きに来て頂けたらなと思います。

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14_16bu_onpu_renkouさて、私の勝手なイメージでは、T音大に行っているような人は上手だけどちょっと意地悪!というイメージなのですが(笑)、ゆり子さんは本当におっとりとしたかわいらしいお嬢さんです。

しかし、しっかりとした一面もお持ちのようで、練習の時には、お母さんである中島先生から「ゆりちゃん、ゆりちゃん」と頼りにされている様子で、何とも微笑ましい気持ちにさせていただきました。。

さて、息の合ったお二人の演奏が当日どうなるのか、また、ゆり子さんが今後、どんな演奏家になっていかれるのか、私たちもとても楽しみです!(HCメンバー)

 

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